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04 社会課題に
向き合う6年目。
「人の役に立ちたい」
今も変わらない初心を持ち続ける。

M.H
地域共創部 地域共創グループ
価値共創チーム
2018年入社/健康メディカル学部卒

医療系の学部から物流業界へ。

「私は大学で医療系の学部に所属していました。もともとは医療機器を操作する臨床工学技師や機器の開発者を志していたのです」。そう話すのは入社6年目のM.Hだ。

人の役に立ちたいという想いから医療の道を志した。ところが、体を動かす仕事がしたいという理由で始めたヤマト運輸でのアルバイト経験が、M.Hの行く末を大きく変えることになる。「毎日途切れることなく、大量の荷物を運ぶ物流業は社会貢献性の高い仕事だと身をもって感じました。また、ヤマト運輸は宅急便以外にも多くの事業を展開しているので、この会社なら色々な形で人の役に立てるのではないかと思い、徐々に惹かれていきました」。

就職活動では同業他社のインターンシップや説明会にも参加したが、アルバイト先の営業所で共に働いていた方々の人柄の良さが決め手となり、最終的にヤマト運輸への入社を決めた。「アルバイト時代はセールスドライバーの方と一緒に、荷物を運ぶことが何度かありました。その中で、皆さん急な再配達や集荷の依頼があっても、指定の時間に伺えるように臨機応変に対応していました。どんな時もお客さまを第一に考える姿勢が根付いているこの会社、この人たちと一緒に働きたいと思うようになりました」。

M.H

ヤマト運輸は、
もう宅急便だけの会社ではない。

入社後からの約3年は研修期間として様々な部署をローテーションしながら、物流の基礎を学んだという。「最初に配属されたのは東京都内にある調布営業所でした。お客さまが持ち込まれたお荷物をお預かりして配達の手続きを行ったり、事務作業を通して1年間みっちりと現場の仕事を学びました」。この時にM.Hは総合職として入社した社員には珍しく、ヤマト運輸のトラックを運転するために必要な社内免許を取得したという。「自分で荷物を運べるようになり、物流現場の仕事を隅々まで理解したいと思ったのです。その時の上司は思いもよらない私の発想に驚かれましたが、練習に付き合ってくださり、そのおかげもあり社内免許を取得することができました」。2年目は多摩主管支店に異動し、営業企画課とサービスセンター、2つの組織を半年ずつ経験した。現場をサポートする立場として、セールスドライバーの営業支援やサービス品質を向上させるための施策を企画し精力的に取り組んだ。

3年目には、お客さまの安心・快適な生活を全般的にサポートするヤマト運輸の新しい店舗形態「ネコサポステーション」のあるネコサポ多摩ニュータウン営業所へと配属された。地域住民の交流を促すイベントの企画、生活関連サービスの提供を担当した。

「多摩エリアでは、高齢者の孤独や孤立が地域の課題になっています。当社は、その課題を解決するために『見守りサービス あんしんハローライトプラン(現・クロネコ見守りサービス ハローライト訪問プラン)」というサービスを開始しました。SIMが内蔵されたIoT電球がスイッチのON/OFFを計測。24時間動きが無ければ、ご家族などに自動で通知される高齢者を見守るサービスです。通知後、ご家族などの依頼に応じてヤマト運輸のスタッフが高齢者のご自宅まで状況確認に伺います。単に通知を行うサービスではなく、全国にネットワークを保有し、実際にお客さまや地域を理解しているヤマト運輸だからこそ提供できるサービスです」。

多摩エリアで試験的な運用が開始され、M.Hはサービスの担当者として、利用者の拡大に取り組んだ。物流の事業から派生したヤマト運輸の新サービスということもあり、試行錯誤の連続だったという。「闇雲にサービスを紹介しても、お客さまには響きません。日々の会話を通して、悩みごとや潜在的なニーズを理解した上で、サービスがどう役立つかをご説明していくというビジネスの基本を学んだ貴重な期間でした」とM.Hは当時を振り返る。

M.H

安心して暮らせる
社会づくりに貢献していく。

現在、M.Hは本社の地域共創部で『クロネコ見守りサービス ハローライト訪問プラン』の運用設計と利用者の拡大に継続的に取り組んでいる。「多摩エリアでの試験的な運用が軌道に乗り、改善された内容が全国展開されています。現在は新しい利用プランの開発、既存の運用体制をさらに改善することを主に担当しています。自治体との連携もスタートし、サービス自体は着実に成長しています」。

新しいアイデアを考える時、社内免許を取得したからこそ知り得たセールスドライバーの実務や物流現場の細かな流れ、ネコサポステーションでお客さまと直接話して知り得た暮らしの悩み事やニーズが役立っているとM.Hは言う。「このサービスはまだまだ成長の途中で、今後はもっとヤマト運輸らしさを足していければと考えています。当社には、約3,000所の拠点数、6万人を超えるセールスドライバー、物流事業以外の展開など、様々な強みがあります。それをどう集約し、サービスに落とし込んでいくか。見守りサービスをきっちりと育て上げ、その他の社会課題にもアプローチしていくことがこれからの目標です」。

M.H

※取材内容/所属部署・役職は2023年11月当時のものです。