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02 プロとしての自覚が
芽生えだした2年目。
ただ荷物を届けるだけではない気遣いも
ヤマトの品質です。

C.S
九州統括 久留米主管支店 営業担当
2021年入社/人間健康学部卒

入社後の
ジョブローテーションにより、
事業の幅広さを知った一年目。

久留米主管支店に勤務するC.Sは入社2年目だが、ヤマト運輸で働き始めて今年で6年になる。学生時代に地元の営業所で、早朝アシストという荷物仕分けのアルバイトをしていた。大学4年間を週6日のペースで働き、繁忙期にはセールスドライバーの補助として集配も手伝った。「ヤマト運輸の就職試験を受けたのは、『せっかくアルバイトをしているのだから受けてみたら』と営業所の社員のアドバイスがきっかけでした。4年間働いて、働く社員の人柄の良さを理解していたので、迷うことなくエントリーしました」。
アルバイトをしていた営業所は、職場の雰囲気がよく、いつかは自分も所長になり、そんな環境をつくるという目標を掲げて入社した。入社してからは、東京での研修や営業所、ロジセンター、ベース店での現場研修など、様々な部署を経験した。「特に印象深かったのは、東京五輪の選手村での配送業務です。選手が使う道具や日用品の受け取りや出荷を担当。あの時にしかできない貴重な経験でした」。
はじめの一年を振り返りC.Sは「アルバイトでは見えなかったヤマト運輸の幅広い事業を知ることができ、もっと色々な部門を経験してみたいと思うようになりました。ヤマト運輸を選んでよかったと思えています」と話してくれた。

C.S

荷物を届けることがゴール
ではない、
お客さまの安心や
納得がゴールです。

C.Sは、2年目から久留米主管支店に配属され営業担当を務めている。お客さまからの集配依頼や問い合わせの対応や、会社が進めるデジタル化推進の一翼を担っている。
「お客さまと接する際は丁寧な対応にくわえ、気遣いを大切にしています」とC.Sは言う。その背景には、過去の苦い経験があるという。「以前、指定時間をすぎても荷物が届かないとお客さまから問い合わせがありました。私は、素早く荷物の所在を調べ、セールスドライバーと連絡を取り合い、お届けできる時間をスピーディーに返答しました。完璧な対応をしたつもりだったのですが、お客さまにとってはそうではなかったようです。本当なら到着後に、『荷物はちゃんと届きましたか?この度は申し訳ありませんでした。』という連絡を入れるべきでしたが、当時の私には、その感覚がなかったのです」。
それ以降、自分のこれで十分だという感覚で仕事を終わらせるのではなく、お客さまが安心、納得していただけるまでフォローし続けるようになった。「丁寧に相手のことを考えて対応できるようになり、『最後まで気を遣ってくれてありがとう!』と励みになるお言葉をいただけたこともあります。あの一件があったからこそ、物流に携わるプロとして自覚が持てるようになったと思います」

C.S

PUDOの活用推進という新しい
テーマに挑戦中。
2年目も事業の
幅広さを体感しています。

「私の業務のひとつに、PUDOステーション(PUDO・プドー)というオープン型宅配便ロッカーの利用率向上があります。PUDOは利用者のご都合の良いタイミングで荷物の『受け取り』と『発送』ができ、ヤマト運輸の営業所や駅やスーパー、ドラッグストアなどに設置されています。非対面で利用できるという点から、コロナ禍で利用率は上がったのですが、まだまだ満足できる数値ではありません。今は、営業所などに設置されているPUDOの利用率向上に取り組んでいます」。
ポイントはPUDOを利用していただくメリットを現場の社員と共有していくことだとC.Sは言う。「利用者に対してのメリットが先行しがちですが、私たち社員に対してもメリットがあります。例えば営業所にPUDOが設置されている場合、お客さまが受付に荷物の発送や受け取りで来店されると、その都度ゲストオペレーターの受付業務が発生します。一方、PUDOで荷物の発送や受け取りをしていただくと、受付業務をある程度省人化・コントロールできるため、他の業務との両立がしやすくなり、業務の効率も上がります」メリットを理解した社員さんが、お客さまに利用を呼びかけるためのツールづくりも始めている。
「PUDOの活用推進は、私が入社時に漠然と思い描いていた良い職場づくりにも繋がっていくことなので、絶対に稼働率を上げてみせます」と仕事への想いを語ってくれた。

C.S

※取材内容/所属部署・役職は2022年10月当時のものです。