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人材マネジメント方針

石井 雅之

時代の変化に応じて
自分自身も変わる覚悟を
持っている方や、
自律的にキャリアを形成し、
成長する意欲を持った方が
入社して
くださることを
大いに期待しています。

ヤマト運輸(株)
常務執行役員(人事・人材開発統括)
石井 雅之 Masayuki Ishii

Profile
前職では大手メーカーにて人事・人材開発、経営企画などを担当。
ヤマト運輸に入社後は、人事・人材開発統括として人材配置、評価、報酬、研修、職場環境改善など人材マネジメント面の改革に取り組んでいる。

就職先は自分自身を成長させる大切な場所。
世の中の変化に適合する意志を持つことの大切さ。

社会を取り巻く環境が大きく変化する中、ヤマト運輸では「くらしとビジネスのパートナー」を目指すというビジョンを掲げ、これまでの「モノを運ぶ」事業だけでなく、新たな物流ソリューションを提供するべく付加価値を生み出す取り組みを加速させています。既存事業の延長では持続的な成長は望めないために、ヤマト運輸は変わり続けています。

それを実現していく当社社員には、当社の社員としての視点だけでなく、社会を構成する一員として社会へ働きかける姿勢を求めています。一人の社会人として、自分自身ができることを自分の頭で考え、意志を持って行動することを通じて、成長することを期待しているのです。会社は自分自身を成長させる場です。社員には、一人ひとりが持つ価値観や考えをベースに、ヤマト運輸という場所を使ってどんな価値を発揮できるのか、それを追求して欲しいと伝えています。

これから入社される皆さんにも、自分自身が変化する覚悟を持ってほしいと思っています。変革への意志、希望を持つことと言っても良いでしょう。変わることは決して容易なことではありません。しかし、世の中の変化に適合していく意志を持って自己を変革できる方は成長すると思っています。

石井 雅之

社員の自律的な成長を促す人材マネジメント。
新しい価値、
新しい視点でキャリアを切り拓いてほしい。

今期、新たに人材マネジメント方針を定めました。これは、会社と社員一人ひとりの相互成長の好循環が企業価値創出の源泉になることを示したものです。そして、この方針に基づき、具体的な実践として取り組みを開始したのが、仕事の「見える化」です。職種や担当別に業務内容と求められる知識・スキルを「見える化」することで、社員が個人の意思や希望に叶う仕事を発見し、それに伴う必要な知識・スキル・経験が理解できるようになります。やりたい仕事を社員それぞれが見出し、新しいキャリアを創る道を示す取り組みです。

「見える化」は、自律的な人材への成長を促す一つの手段であり、新しい価値、新しい視点でキャリアを切り拓いていくことを社員に求めるものです。人材マネジメント方針の中で、「顧客起点の思考と当事者意識を持って誠実に行動し、たゆまぬ挑戦や努力を続ける社員に対して、仕事を通じた成長の機会を提供する」ことを謳っているのは、こうした意味合いからです。今まで以上に、社員の成長を支援・後押しする風土の醸成を図っていきます。

人材マネジメント方針

ヤマトグループは、
未来への価値創出に挑戦し、豊かな社会の実現に再献する企業であり続けるために
成長します
公正な評価とフィードバックを通じて社員の貢献や成長を称え、社員一人ひとりが働きがいを実感できる職場風土を目指します
顧客起点の思考と当事者意識を持って誠実に行動し、たゆまぬ挑戦や努力を続ける社員に対して、仕事を通じた成長の機会を
提供します

会社の姿勢
(目指すべき組織の姿)

会社は多様な個性を持つ社員一人ひとりが自分らしさを
発揮しながら活躍するための環境と機会を、事業成長を通じて提供する

  • 顧客起点を第一に、価値創出に邁進する
  • 職務に求められる役割・責任を明確化し、適所適材の配置を行う
  • 社員の成長が会社の成長の源泉と捉え、
    社員の活躍と成長のための機会を提供する
  • 期待役割に対して成果を出す社員を称賛する
  • 働きがいを実感できる職場風土を醸成する
社員の姿勢
(目指すべき人材の姿)

会社員はグループ企業理念を体現すべく、企業理念を具現化するための事業活動に対して、顧客起点を第一に主体的かつ自律的に行動する

  • 企業理念に共感し、顧客起点を第一に、価値創出のためにステークホルダーに誠実に向き合う
  • 役割と青任を認識し、会社の成長に貢献するべく主体的に行動する
  • 価値創出レベルを常に高めるために、学習、試行、挑戦を通じて自律的に成長を目指す
  • 成果にこだわり、熱意を持って成し遂げる

総合職は価値創出のための専門性を身に付けてもらいたい。
セールスドライバーは「活躍実感」を得られるキャリア形成を。

総合職で入社する方は、将来的にはマネジメント力を発揮することに期待しています。そのためには、知識の習得や様々な経験をすることを前提に、その上で新たな価値提供を実現できる専門性を培ってほしいと思っています。多彩な学びの機会の場の提供に加え、個別のテーマによる新しい体験も必要になるでしょう。成長のための支援として成長のフェーズに応じた様々な機会を提供していきたいと考えています。

セールスドライバー(乗務職)は、これからその働き方を大きく変えていきたいと考えています。自身の実力を存分に発揮できる労働環境・勤務体制の整備など、働き方改革を進めていきます。それぞれのセールスドライバーが「活躍実感」を感じながら、自分らしく実力を発揮し、それぞれが成長できるよう支援していきます。

石井 雅之

ヤマトの全国のネットワークは「社会的インフラ」。
「豊かな社会の実現」に貢献できる大きなやりがいがある。

ヤマト運輸は全国津々浦々にネットワークを張り巡らせています。社会的インフラと言っても過言ではないでしょう。すなわち、ネットワークの存在が社会的価値であり、それを支えていること自体がヤマト運輸の強みと言えると思います。また、お客さまに常に真摯に向き合い、お客さま主義を徹底して実践してきました。

しかし、「宅急便」というヤマト運輸がおよそ50年前に生み出したサービスはこの10年で急速に一般化し、異業種も含め多くの企業が参入し、画期的なゲームチェンジャーも生まれています。そこは複雑化・高度化した厳しい競合の世界ですが、その中で新しい価値、変化を自ら生み出し、「豊かな社会の実現に貢献」することのやりがいは大きなものがあります。実社会を動かすのはモノであり、物流への需要がなくなることはありません。変革への意志や希望を持つ方に、リアルに社会を支えているということをヤマト運輸で実感してもらいたいと思っていますし、一緒に更に上の価値創出を目指して挑戦していきましょう。

石井 雅之