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トップメッセージ

長屋社長

時代のニーズが変わり、物流が変わる。
進化し続けるヤマトの新たな挑戦。

長尾 裕 Yutaka Nagao
ヤマトホールディングス(株)
代表取締役社長
兼 ヤマト運輸(株) 代表取締役社長

1988年4月
当社入社
2010年4月
当社執行役員 関東支社長
2013年4月
当社常務執行役員
2015年4月
当社代表取締役社長 社長執行役員 兼 ヤマトホールディングス(株) 執行役員
2017年6月
当社代表取締役社長 社長執行役員 兼 ヤマトホールディングス(株) 取締役執行役員
2019年4月
ヤマトホールディングス(株) 代表取締役社長 社長執行役員 兼 当社取締役
2021年4月
ヤマトホールディングス(株) 代表取締役社長 社長執行役員 兼 当社代表取締役社長 社長執行役員
現在に至る

お客さま目線に立つことで、
真のイノベーションは生まれる。

1919年、創業者である小倉康臣がトラック運送業を開始して以来、今日までヤマトグループは、世の中の潜在ニーズを掘り起こし、まだ世にない商品・サービスを生み出してきました。1929年に日本初の路線便である「大和便」を開始、そして、1976年に宅急便を開始しました。さらに、スキー宅急便やゴルフ宅急便、クール宅急便など、消費者ニーズをいち早くキャッチした多様な配送サービスを提供するなど、イノベーターとして物流を進化させてきました。
その力の源泉は、お客さま目線にほかなりません。毎日多くのお客さまと対面していることが一番の財産です。また登録者5,000万人を超えるクロネコメンバーズは大きな存在であり、リアルとデジタルのつながりは貴重な経営資源です。そうしたお客さまとの接点から何が見えてくるか、そしてその接点をお客さまにとっていかに快適なものにするか。そうしたお客さま目線に立つことで、新しいサービスの開発や既存サービスの改善など、真のイノベーションが生まれてきます。社会やお客さまに正面から向き合うこと。それがヤマト運輸の原点です。

長屋社長

社会的インフラという自覚。
法人のお客さまの
リードロジスティクスパートナーとして。

私たちヤマト運輸は、物流という社会的インフラを担う企業であり、その役割を果たすことが私たちの使命と考えています。B to B、B to C問わず、少量多頻度の物流に対応できる、全国に張り巡らせた物流ネットワークはヤマト運輸の強みの一つです。このネットワークによって、全国各地域の情報をキャッチし、それを新たなビジネスに生かしています。産地と消費者を結ぶ地方活性化の取り組みは、その一例です。
宅急便は個人向け物流と思われがちですが、実は取り扱う荷物の約90%が法人のお客さまからの荷物です。そこで求められるのは運び手としての高いサービス品質だけでなく、お客さまのビジネスと経営課題を理解し、サプライチェーン全体の変革やオペレーションの最適化など課題解決に向けた支援をしていくことです。法人のお客さまのリードロジスティクスパートナー※になることで、競争優位性を確立していきます。

※リードロジスティクスパートナー:物流オペレーションと管理だけでなく、顧客のロジスティクス企画やサプライチェーン全体の戦略構築にも参画・支援するパートナー

長屋社長

セールスドライバーが得た情報を
「見える化」する。
最適なサービス提供のために。

全産業のEC化が加速したことで、消費や売り方が多様化し、求められる物流は大きく変化しています。それらの変化に対応し、お客さまに最適なサービスを提供するためには、「情報」がカギを握っています。
日々、セールスドライバーはお客さまと対面しています。お客さまから相談を受けることもあります。各セールスドライバーが得た情報は、膨大であり、生きた情報です。そうした情報は、従来セールスドライバーの頭の中に留め置かれていました。そこで、セールスドライバーの気付きや自分の引き出しでは対応できない事柄をセールスドライバーが社内に発信することで、営業部門に繋がる仕組みを構築しました。それらに対して営業部門が速やかにアクションすることで、お客さまの経営課題の解決や新たなサービスの開発、サービス品質の向上につなげることができます。全国の現場第一線で働くセールスドライバーが得た情報を有効に活用することで、最適なサービス提供を実践していきたいと考えています。

長屋社長

すべての企業活動のスピードアップを。
物流ビジネスの根幹は現場。

お客さま対応をはじめ、企業活動すべてにわたってスピードアップが必要と考えています。そのためには前例主義に陥らず、無駄なモノやコトを省き、社員のマインドや仕事のやり方・仕組みをより合理的、効率的に変えていく必要があります。会社そのものの動きをスピードアップしていくことが、急速に変化する物流業界で優位性を獲得していくために極めて重要なことだと考えています。
もう一つ大切なことは、お客さまとの接点である物流の現場を知ることです。私自身経験してきましたが、ビジネスの根幹は現場にあります。法人、個人問わず幅広いお客さまと対面した経験が、ビジネス全体を見る基点になると考えています。

長屋社長

実践の場で学びながら
ビジネスパーソンとしての実力を高める、
絶好のフィールドがある。

新卒入社の方は、現場を理解することはもちろん、まずチームを率いる管理者になってもらいたいと思っています。その一つに営業所長があります。セールスドライバーなどのスタッフを管理し、安全・品質を確保し、円滑に営業所を運営するのは、いわば中小企業の社長と同じです。社内外、様々な人と触れ合い、多くの経験を積み、成長できる環境であることは間違いありません。着実な成長を遂げていく中で自律的なキャリア選択の道が広がっています。ビジネスパーソンとして実力を培っていく上で、ヤマト運輸は絶好な環境だと考えています。
また、私が皆さんに求めるのは、仕事だけでなく身の回りの様々なことに興味・関心を持つことです。それら旺盛な好奇心は、トライしてみる、体験してみるなど、チャレンジ精神を発揮するベースになると考えています。ヤマト運輸はこれまでがそうだったように、これからも時代やお客さま・社会のニーズに応じて柔軟に進化していきます。共に新しいヤマト運輸を創っていきましょう。皆さんの若い情熱や熱意に期待しています。