社員インタビュー

H.T H.T

ヤマトグループの経営資源を活用し、
地域貢献、地方創生を果たしていきたい。

ヤマト運輸(株)
和歌山主管支店
主管支店長
2006年入社
経済学部経営学科卒

H.T

※取材内容/所属部署・役職は2022年10月当時のものです。

PROFILE 大学時代に4年間、ヤマト運輸のグループ会社の引越部門でアルバイトを経験した。就活では、「誰かの人生の、一番大きい買い物に関わる仕事に携わりたい」と考え、当初は不動産・住宅業界を志望し、数社から内定を受けた。一方、ヤマト運輸も受験した。アルバイトを通じて感じていたヤマト運輸のアットホームな雰囲気、みんなで助け合うチームワークに惹かれていたからだ。最終的に、「こういう人たちと仕事をすればよりよい社会人人生が送れるのではないか」と思い入社を決めた。入社後、人事総務部、ヤマトホールディングス(YHD)人事戦略、営業所長、人事部マネージャー等を経て、2022年2月より現職。

仕事に妥協を許さない上司との出会い。
「社員のことを徹底して考える」という基本スタンス。

入社4年目、YHD人事戦略担当として次世代リーダー育成の企画立案に携わりました。その時の上司との出会いは、私にとって大きなターニングポイントになったと感じています。
人事戦略の企画立案は、全社員に影響を与える責任の大きな仕事です。当時の上司は、試行錯誤を繰り返し、決して仕事に妥協を許さない人でした。なぜ妥協しないか、それは社員のことを徹底して考えているからと教わりました。自分が発信したものが現場にどのような影響を与えるかを徹底して考える。決して上司の意見がすべてではなく、現場にとって良い考えであれば私の意見も取り入れてくれる。その仕事に対する厳しい姿勢、こだわりを身近に感じる中で、私自身の仕事に向かい合う姿勢も変わっていったと思います。社員のことを徹底して思い、考え、一緒につくりあげる。それが今に至る私の基本スタンスになりました。
そうした想いを反映させることができたのが、配送サービスの現場です。入社8年目に南千住支店長(現・営業所長)に着任。本社を出て、初めて現場に出ることになったのです。セールスドライバーをはじめとする営業所メンバーはほぼすべて年上。私が自身に問いかけたのはセールスドライバーのために自分は何ができるかということ。働きやすい環境整備をはじめ、様々な現場改革を進めました。当初は、変化に対してセールスドライバーからの反発もありましたが、最終的にはその時点における最良な結果を出せたと思っています。
H.T
背景

和歌山県全域・18営業所を統括・管理する主管支店。
働きやすい職場構築と
高い安全・品質の維持向上を目指して。

南千住支店の後に足立中央支店でも支店長を務め、再び本社へと移動になりました。法人営業力強化プロジェクトや人事部マネージャーを経て、現在の和歌山主管支店長に着任。実は、私は入社時から主管支店長を目指していました。地域の経営責任者になることに仕事の醍醐味ややりがいがあると思っていたからです。
和歌山主管支店は、和歌山県全域(一部奈良県含む)に18の営業所を展開しています。主管支店長のミッションは、働く仲間と地域のお客さまを元気にすることだと認識しています。その前提として必要なのが、働きやすい職場の構築であり、地域のお客さまへ提供する配送サービスの安全・品質を維持向上していくこと。それらの実現のために、各営業所の様々な課題を各営業所長とともに一つひとつ解決していく地道な作業の継続が求められます。安全や品質の担保を前提とてムリ・ムラ・ムダを適正にしていくことで、働きやすく、やりがいのある環境を作り、地域のお客さまの笑顔も生み出す。そのためにやるべき改革を、高い熱量を持って進めています。
H.T
背景

人口減少、農産物の担い手不足等地域の課題解決を、
ヤマトが持つ経営資源でサポートする取り組み。

和歌山県というエリアのマクロ的な課題の一つに人口減少があります。毎年約1万人ペースで人口が減り続けています。和歌山県は「フルーツ王国」といわれるほど農産物が豊富なエリア。しかし人口減少に伴い高齢化が進展し、農産物を作る担い手がどんどん減っています。
そうした状況に対して、ヤマト運輸としてできることはなにか。ヤマト運輸が通販の開業を支援することで販路開拓をサポートする、あるいは手書きの送り状をデジタル化する、ヤマト独自のきめ細かいネットワークでスムーズな集荷を実現する等々、生産者は生産に注力していただき、ヤマトが生産以外の業務を担うことで、生産者のマンパワーを効率化して担い手不足の解消に少しでも寄与したいと考えています。「和歌山を元気にしよう」――。これが和歌山主管支店の合言葉であり、ヤマト発の地方創生を実践したいと思っています。
宅急便が始まってから半世紀近く経っていますが、世の中の情勢やお客さまの価値観は変わり続けています。当社にある経営資源を活用して、新たなビジネスを一緒に生み出しましょう。ヤマトは何かを「やりたい」と思っている人に道が開かれている会社ですから。
H.T
One Day Schedule

出勤時間や退勤時間、勤務場所は
異なる日があります。
一日のスケジュールの一例として紹介します。

  • 7:30
    出社。メールの確認。前日の経営状況確認。
  • 9:00
    朝礼。重要連絡事項の伝達。
  • 9:30
    ミーティング。各セクションのマネージャーと取り組み進捗状況を共有。
  • 10:30
    各営業所の経営状況に対して、課題・問題点を確認、アドバイスの実施。
  • 12:00
    昼食。
  • 13:00
    営業所巡回。店舗運営状況を確認、現場社員との対話。
  • 16:30
    主管支店に帰社し、各マネージャーから取り組み状況の報告、巡回内容を共有。
  • 19:00
    退社。退社後は時々ジムで汗を流してリフレッシュ。

※営業所勤務時