社員インタビュー

M.K M.K

ヤマト運輸の
商品・リソースが、
地方の課題解決をサポートする。
物流を通して地方創生を
実践したい。

ヤマト運輸(株)
静岡主管支店
静岡流通営業所
所長
2018年入社
法学部国際関係法学科卒

M.K

※取材内容/所属部署・役職は2023年10月当時のものです。

PROFILE 大学時代、全国各地を巡る旅をする機会があった。その中で都心と地方の生活の利便性の差を感じることもあった。ただ、どんな場所でも見かけたのが、ヤマト運輸のトラック。物流であらゆる地域の生活を支える姿に強く惹かれた。就活の軸として考えていた「インフラ」をヤマト運輸は担っており、それが志望する大きな理由となった。入社後、東静岡主管支店三島支店に配属。その後、同主管支店や中部統括で経営推進業務を担当。入社5年目の2022年に清水長崎営業所に所長として着任。2023年より現職。

多彩な視点で物流を考えられる
リーダーを目指して。
バックオフィス業務から、
自らの意思で再び現場へ。

「ヤマト運輸の将来を担う人材に成長して欲しい」。入社後の配属当初から、上長にそう言われていました。その期待に応えるために、営業所の集配・内勤業務から仕事が始まり、3カ月後に営業所経営の基礎を学び、入社2年目に主管支店に異動し、業務改革をはじめとした経営推進を担当。入社3年目に中部統括に異動となりました。

その時期、上司から「今後の成長のために、どんな仕事をやりたいか?」と声がかかったのです。私は迷わず、管理者として営業所を運営したいと伝えました。現場経験が視野を広げ、多彩な視点で事業を考えられるようになると思ったのです。その後、私の希望が叶って、再び営業所に配属されました。

そして入社4年目に、静岡主管支店島田営業所に副所長として着任。取引に関する営業、お客さま対応、収支・労務管理、稼働設計、コンプライアンス遵守等、所長を補佐する立場で営業所運営に携わりました。その間、所長を目指して1年間の研修を受け、役職の登用資格を得る試験を受験して合格。その後、所長に着任しましたが、副所長時代に非常に印象に残る取り組みがありました。
M.K
背景

地方の特産品の拡販を目指すベンチャー企業をサポート。
人口減少が著しい山あいの町の
活性化に貢献。

副所長として赴任していた島田営業所の担当エリアに、川根本町という町があります。9割以上が森林という山あいの町。少子高齢化、過疎化が進んでおり、人口の減少著しいという課題がある一方、自然豊かな環境であり、全国的に有名な「川根茶」という特産物があります。この川根本町に、川根の環境に魅力を感じて都心から移住した若者数名と、地元の人が始めたベンチャー企業が立ち上がりました。

セールスドライバーからその情報を受け、私はこの企業を訪問。聞けば、特産品である「川根茶」を全国へ、世界へ広めたいという考えをお持ちである事がわかりました。そこで私はECサイト立ち上げのため、ヤマト運輸のネットショップ開業のオールインワンサービスである「らくうるカート」、梱包などの専用資材等の開発を提案しました。セールスドライバー、本社システム関連部署、主管支店等の支援を受けて、ベンチャー企業の事業をサポート。ヤマト運輸が力となり、町の活性化に寄与できることを実感しました。

私は学生時代に全国各地を巡る旅をして、地方の停滞・閉塞感を感じていました。ヤマト運輸への入社には、物流を通して、地方創生を実践したいという想いもありました。人口減少や高齢化など地方を取り巻く問題に対して、ヤマト運輸が有する豊富な商品やリソースで解決できることは数多くあります。ベンチャー企業支援は、それを実践した取り組みでした。
M.K
背景

メンバーが「良い表情」を
していれば、「良い営業所」だと思う。
それを実現するため、会社や組織の仕組みを変えていきたい。

今、所長として実感するのは、セールスドライバーをはじめとした社員の顔を見ることの大切さです。「良い営業所」であるためには、お客さまが満足する営業所であり続けなければなりません。そのため所長として「品質」にこだわっています。荷物を確実に届けること、集配の際の時間指定を厳守すること、荷受の応対、クレーム等への適切な対応など、宅急便サービスにおけるすべての「品質」の向上に取り組んでいます。そこで大切なのは、ひとつひとつの業務に対する当事者意識。自分事として考え、行動する意識の醸成を図っていきたいと思っています。

営業所長を数年経験した後は、再びバックオフィス業務に戻りたいと考えています。現場を経験しているからこそ、営業所運営の課題を明確に把握できると思いますし、バックオフィスから改善・改革が可能となると考えています。さらに一歩進んで、現場がより働きやすく、現場のメンバーが常に「良い顔」で業務に臨める環境を創るため、将来は会社や組織の仕組みを変えていくような取り組みにも、チャレンジしていきたいです。
M.K
One Day Schedule

出勤時間や退勤時間、勤務場所は
異なる日があります。
一日のスケジュールの一例として紹介します。

  • 7:00
    出社。
    前日の指標確認、朝作業について朝アシストと確認。
  • 8:30
    朝礼。当日の業務確認、連絡事項の共有。
  • 9:00
    メール確認と事務業務の処理。
  • 11:30
    別建屋へ移動し、所員とのやりとりを通じて
    営業所で発生している問題を吸い上げ。昼礼に
    参加し、午後の業務確認と連絡事項の共有。
  • 14:00
    昼食。
  • 15:00
    営業案件にて法人のお客さまを訪問し、
    打ち合わせ。困りごとのヒアリング。
  • 17:00
    次月以降の集配設計について、
    グループ長・セールスドライバーと話し合う。
  • 18:00
    セールスドライバーから当日業務終了報告を受け、一日の振り返り。
    明日以降の業務確認とメールチェック。
  • 19:00
    お預かりした荷物の発送作業確認。
  • 19:30
    退社。