社員インタビュー(セールスドライバー)

営業所のグループリーダー
として
責任を担う中にあるやりがい。
より良いグループの
創造を目指して。

ヤマト運輸(株)
神奈川主管支店
横浜青葉美しが丘営業所
青葉あざみ野センター グループ長
2017年入社
文学部史学地理学科卒

J.O

※取材内容/所属部署・役職は2023年10月当時のものです。

PROFILE 大学在学中の4年間、ヤマト運輸で荷物仕分けや配達のアルバイトの経験から、お客さまからの感謝の言葉に、ヤマト運輸の事業は「人の役に立つ仕事」であることを実感。その経験から、人の役に立つ企業に就職することを就活の軸とした。就活を続ける中、改めてヤマト運輸を外から見たことにより、社会的インフラ事業ともいえるヤマト運輸の宅配業務に携わることで、人や社会の役に立つことができると確信してセールスドライバーを志望して入社。入社後、セールスドライバーとして青葉美しが丘センターに配属。入社3年目、安全指導を担当。2020年4月より現職。

入社4年目、自ら手を挙げてグループ長に着任。
集配の効率化のカギは「稼働設計」にある。

ヤマト運輸の新卒採用は総合職コースとセールスドライバーコースの募集があって、私は当初からセールスドライバーを志望していました。ヤマト運輸の第一線であるセールスドライバーとして働く経験は今後、ヤマト運輸で活躍するために不可欠であると思ったからです。

入社して4年目になった時、私は自ら手を挙げた上で上司からも推薦いただき集配業務およびリーダーであるグループ長に着任しました。次世代のヤマト運輸で役に立つ人材に成長するために、まずは早い時期にグループ長を経験する必要があると思ったのです。当時、社内では最年少でのグループ長への着任でした。現在、15名のセールスドライバーが属している宅急便グループを束ねマネジメントをしています。

グループ長のミッションは明確です。担当するグループの「サービス」、「営業の活性化」、「効率化」、「チーム内のコミュニケーション」の4点です。まず、「サービス」を最適化してお客さまに提供するためには、セールスドライバーが効率的に動ける環境づくりが必須です。一日の荷物到着量を想定し、業務量を適切にセールスドライバーに配分すること。人によって集配業務のスキル、スピードは異なりますから、適材適所で配分します。同時に、スキル向上のために丁寧できめ細かな指導も行います。

ヤマト運輸の強みはお客さまとの距離の近さ。
お客さまの課題を解決する提案で
新たな取引先を開拓。

「営業の活性化」はグループ長の最大のミッションと言えます。営業所の目標沿った営業活動を自ら率先して行うとともに、セールスドライバーごとの営業活動の支援や行動管理を行っています。具体的には、主に法人のお客さまと接する中で、物流における課題や困りごとをヒアリングし、その解決のための提案を行うことで、新たな取引先を開拓していきます。

ヤマト運輸は「※ラストワンマイル」の言葉に示されているように、セールスドライバー一人当たりの担当エリアが他社と比べて非常に狭いです。そのため、スピーディな対応が可能であり、お客さまと向き合う十分な時間を取ることができます。そうしたヤマト運輸の独自の体制を活かし、新たな取引開拓に繋げていきます。
※1マイル(約1.6km)以内の距離というお客さまの近くで、きめ細かいサービスを提供する考え方

ある法人のお客さまが、新事業を始めるという情報を他社より先に伺い、私はヒアリングのためにお客さまを訪問しました。お客さまの新事業においては、相当量のボリュームのある荷物を定期的に発送する必要があるとのこと。しかし、お客さまは梱包にに課題を抱えていました。「梱包費用を抑制した上で、安全に荷物を運びたい」という声をヤマトグループの梱包資材を開発している会社に相談し、ともに提案することで安く安全に配送できる梱包ツールに結びつけることができました。これが決め手となり、コストダウンが実現したことで、安定した取引が継続しています。このような取り組みをセールスドライバー全員で推進しています。

お客さま満足を追求したサービス品質の向上。
より良いグループをつくるために不可欠なコミュニケーション。

「サービスの活性化向上」の追求は、すべてのセールスドライバーに課せられたミッションと言えます。セールスドライバーはお客さまと接する機会が社内で最も多いポジションのため、私たちの接客内容がお客さまの「ヤマト」の印象に直結します。したがって、いかに効率良く集配し、お客さまの指定した時間帯に荷物を届けられるか、笑顔で丁寧な接客態度で仕事ができているか、安全を第一に考えた地域に優しい運転ができているかなど、お客さま満足を追求したサービス品質の向上は、終わりのない常に進化させていくテーマだと思っています。

グループ長を経験して、チーム内のコミュニケーションの大切さに改めて気付きました。仲間と会話を重ね、信頼関係を築けば、密な連携、円滑なセンター運営が実現します。また部下からの報告はもちろん、小さな悩みや不満までもが耳に届くようになり、職場環境の改善も図れます。部下たちが抱えるさまざま問題を、グループ長である私が積極的に対処し、できるだけクリアにすることで、センター全体の職場環境も改善していきます。部下と良好な関係を築ければ、大変なお願いごとにも嫌な顔一つ見せずに協力して行動してくれます。私にとって嬉しくやりがいを感じる瞬間であり、これがグループ長の醍醐味だと思います。

私が常に心掛けているのは、センターの雰囲気を明るくすること。職場の雰囲気はセールスドライバーの働くモチベーションを左右しますし、それはサービス品質にも影響します。今後、部下とともに今まで以上に協力し合い、働きやすいセンターの運営に取り組んでいきたいと考えています。
Private Time

1週間に2回以上の休みがありますから、プライベートはとても充実しています。土日だけでなく、平日に休む機会もあり、行きたい場所、会いたい人などに柔軟に対応できます。私の休日のほとんどは、1歳になる愛娘と過ごすことに費やしていますが、それが一番のリフレッシュ。家族3人で旅行に出向くことも少なくありません。秩父、山梨、河口湖、房総など近場の観光地を3人で巡り、ご当地グルメを楽しんでいます。