PERSON

大きな責任を担う営業所長に着任。
新たなチャレンジに奮闘し、
キャリアを築く。

ヤマト運輸(株)
東東京主管支店
番町営業所 所長
2014年入社 経済学部経済学科卒

鎌仲 美帆

Miho Kamanaka

※所属部署・役職は2022年10月当時のものとなります。

PROFILE 高校時代、短期間だったがヤマト運輸で荷物仕分けのアルバイトをした経験があった。個人的に宅急便を利用する機会も多く、ヤマト運輸を身近な存在の会社と感じていた。就活では、業界問わず多数の企業にアプローチした中に、ヤマト運輸があった。入社の決め手になったのは、就活で対応してくれた社員の魅力。フレンドリーで親身に応対してくれた中に、人の温かみを感じた。入社後、東京主管支店江東支店に配属、その後、同支店営業企画課、同支店有明支店副所長などを経て、2021年4月より現職。

最前線でお客さまと接点を持っている、
セールスドライバーを支援することが自分の役割。

私は入社以来、ほぼ一貫してヤマト運輸の配送サービスの現場を経験してきました。入社後は営業所にて内勤業務を担当。その後異動となった東京主管支店の営業企画課では、大口荷主の運用管理、物販販売のキャンペーン策定、引っ越し繁忙期のリーダーを経験、係長に任命されたのを機に役職者試験を受験して合格しました。
それまで私の仕事における基本的な考えは、現場のセールスドライバー(SD)の役に立ちたいということ。お客さまと常に接点を持っているSDを支援することが、自分たちの役割と思っていました。そうした考えで、同支店有明支店(現・有明営業所)に副所長として着任し、営業所長を補佐する立場となりました。それが私にとってのターニングポイントになったと思っています。それまで、「現場第一」「SDのために」と思っていたつもりですが、副所長という立場になって、それはどこか上辺だけだったことに気付かされました。本気で現場の最前線に立つSDをどのように支援できるか、SDのために何ができるかを考え、実践するようになったと思います。そして、SDを束ね営業所を運営する営業所長に着任しました。

集荷・配達の現場を変える「集配キャパシティの拡大」。
生産性向上を目指し試行錯誤の中、最適解を導きたい。

営業所長の辞令を受けたときは、果たして自分に務まるかどうか、非常に不安でした。そもそもSDの経験がありませんし、当時の私にとっては荷が重すぎました。さらに女性で所長を務めている人もまだ多くはありません。しかし、新たな活躍の場と大きな責任を担う仕事を任されたことは、自身にとって新たなチャレンジと思い、全力で営業所長の仕事に臨みました。
現在営業所長を務める番町営業所のメンバーは約40名。労務・営業・安全・品質の管理等、営業所の運営を担っています。その中で今取り組んでいるテーマの一つが、「集配キャパシティの拡大」です。これは一人のSDの担当エリアを拡大し、さらに集配(集荷・配達)個数を増やすことを目指した全社的な取り組みであり、SDの働き方や働く意識の変化を促すなど、現場を変えて生産性を向上させることを目指しています。「集配キャパシティの拡大」のためには集配業務の効率化や集配方法の見直しも必要ですが、SDと対話しつつ一緒に考え、試行錯誤の中で最適解を導いていきたいと思っています。

大きな責任を担う仕事だからこそ、大きく成長できた。
セールスドライバーが活き活きと働ける環境を作りたい。

営業所長に着任して1年半強になりますが、入社以来最も成長できた時間だと感じています。前任の副所長時代は、どこか傍観者であり営業所運営の当事者意識は希薄だったと思います。しかし、所長となると大小すべての問題が見えてきて、自分事として考えなければいけない。諸々の問題に対してスピード感を持ち、幅広い視野、高い視座で営業所全体を俯瞰し決断していく、その責任を遂行していく中で、人としてビジネスパーソンとして大きく成長してきたと思っています。
営業所長として、どのような営業所運営、施策を行う上でも、現場のSDにとって最善は何かを考えるという私の基本スタンスに変わりはありません。SDはお客さまに「ヤマトクオリティ」を伝えるという重要な役割を担っています。十人十色ですが、共通しているのは誰もが頑張っているということ。だからその頑張りを支援し、一人ひとりの目標が達成されたときは嬉しいですし、営業所長としてのやりがいも感じます。今後もSD目線に立ち、SDみんなが活き活きと働き、「番町営業所で働けて良かった」と思われるような営業所、職場環境を作りたいと思っています。
One Day Schedule
※営業所勤務時
7:30
出社。4ヵ所ある建屋を巡回(徒歩圏内)。
8:30
朝礼。当日の作業確認、連絡事項の共有。
9:00
メール確認。事務業務の処理。
11:30
営業所を巡回。伝達事項、センターで発生している課題の吸い上げ。
14:00
ランチタイム。
15:00
営業案件にて法人のお客さま訪問。お客さまと打ち合わせ、ヒアリング。
17:00
「集配キャパシティの拡大」に関してグループ長とミーティング。
18:00
メール確認、明日以降の業務確認。
19:00
退社。